大物課は、大手荷主から鮪や女梶木を主に仕入れ、販売をしています。 販売方法は競り売りが主で、相対売りや定価売りもしていますが、買参人の要望に応じて商品を仕入れ、販売することもあります。 冷凍鮪の尾だけを解凍し胴体の上に置き、鮪の状態を買参人に評価してもらった後、競りを始めます。 高値をつける為に指を1本2本と上げて値段を示すことを「手やり」といいますが、このとき大物課従業員は競り人となって、 高値をつけた買参人の番号と値段を大声で読みます。 その声を聞いて、その鮪が欲しい他の買参人が更に高値をつけようと手やりをするので、競リ人は再び大声で読みます。 こうして値がどんどん競り上がっていくのが鮪売りの醍醐味です。
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